Oussama
AmmarTM
一覧に戻る
Joachim Anthoniz Wtewael(オランダ、1566–1638年)作「パリスの審判」の一部。ヘラ、アテナらが見守るなか、パリスがヴィーナスに黄金のリンゴを差し出す。

企業文化Oussama Ammar

何を優先するか決められる価値観を選ぶ

本当の価値観は、別の会社が合理的に選びうる選択肢の間で、何を優先するかを決めます。

ほぼどの会社も、品質、革新、敬意を大切にすると言えます。それらの言葉は、難しい選択を説明するときに役立ちます。望ましいもの同士が競合するとき、会社がどう動くかが問われます。

オープンさとプライバシーは、異なる判断を求めることがあります。速さと熟慮も、別の方向に引っ張ることがあります。具体的な状況で何を優先し、なぜそうするかを説明してください。

立派な言葉だけを、その結果を考えずに集めないでください。その価値観が何を求め、何を除くのかを示しましょう。明確な選択は、ある人を引きつけ、別の人を遠ざけます。それも役割の一部です。

価値観は、創業者がいなくても人が動ける助けになるべきです。毎回創業者の解釈が必要なら、その原則はまだ曖昧すぎるのかもしれません。

同じ人間になることを求めず、約束を共有する

初期のチームには、一緒に働けるだけの合意が必要です。野心、責任、コミュニケーション、行動についての合意です。経歴や性格まで同じである必要はありません。

似た経歴でも、同じ覚悟があるとは限りません。経歴が違っても、それを共有できます。期待することを直接伝え、実際にどう応えるかを見てください。

その約束の範囲で、有用な意見の違いは会社を強くします。方法に疑問を投げかけ、足りない情報を補える余地が必要です。目的への合意は、そのやり取りをしやすくするはずです。

あらゆる好みに合わせて文化を変えないでください。同時に、見慣れない人を拒む曖昧な理由として文化を使わないでください。仕事と、それに必要な行動に判断を結びつけましょう。

自分たちのやり方をつくる

別の会社の文化は、研究する対象であって、そのまま使えるひな型ではありません。目立つ習慣も、自社とは違う条件に役立っているかもしれません。習慣をまねても、結果までは再現できません。

創業者が実際に信じ、行っていることから始めてください。どの選択が仕事をよくするかを見極めましょう。その選択を一貫させ、チームに見え、理解できる形にしてください。

象徴は、行動に裏づけられているときに役立ちます。無駄を減らす具体的な判断は、スローガンより節約の姿勢を伝えるかもしれません。一緒の食事は交流を生みますが、公正な給与や誠実なマネジメントの代わりにはなりません。

環境の影響にも気づいてください。共有スペースや外部の集団には、それぞれの習慣があります。会社に役立つものと、変える必要があるものを見極めましょう。