
仕事を任せるOussama Ammar
責任を渡し、学ぶ時間を認める
仕事を任せると、最初は成果が減るかもしれません。その先で、会社が自分一人の限界を超えられるようにするためです。
教えるには時間がかかり、最初の試みは遅くなることも多いものです。その期間だけを見れば、自分ですべてやるほうが効率的に見えるでしょう。しかし、その人が学んだ後に何が可能になるかを見落としています。
その仕事を本当に自分のものとして担う機会を渡してください。基準を説明し、結果を確認し、間違いを理解する手助けをしましょう。自分の準備や指示が誤りの一因になっていなかったかも確かめてください。
学ぶ過程を見ているのが落ち着かないというだけで、仕事を取り戻さないでください。担当を何度も変えると、責任を持てなくなります。難しい部分をいつも創業者が終わらせていては、その人はできるようになりません。
任せた後も、結果への責任は必要です。失敗が続くなら、準備、支援、役割、本人のどこかに問題があるかもしれません。間違いをすべて無害とも決定的とも決めつけず、調べてください。
専任で取り組む人は、やがて創業者よりうまくできるようになるかもしれません。その結果を歓迎してください。会社が創業者自身の労力を超えて成長する方法の一つです。
伝える責任を双方で担う
上司と担当者の双方が、この関係を左右します。上司は優先順位を明確にし、障害を取り除き、必要な判断に応えるべきです。担当者は、不意打ちになる前に有用な情報を伝えるべきです。
判断のための会議には、議題を用意してください。進捗、障害、次の行動案を報告しましょう。相手が答えられるよう、必要な判断を明確にしてください。
有用な報告は、細かい監視の必要を減らします。仕事の状況を把握できているという安心を上司に与えます。だから、よい情報は自由を減らすどころか、増やすこともあります。
すべての問題を上司が見つけるのを待たないでください。必要な背景情報や判断を求めましょう。同時に、経営陣が一度も説明していない優先順位を、社員に推測させてはいけません。