
Oussama Ammar
最初のユーザーを獲得しよう!
新しい事業を始めるなら、確かなユーザー基盤をつくり、それを指数関数的な成長につなげることが、あなたの大きな仕事になる。多くのスタートアップは実績を得られず、ユーザー不足で命を落とす。だが、自分のプロダクトが、競合製品に残っている問題をうまく解決できるとしよう。それなら、遠慮せずに、競合の顧客は自分の顧客でもあると考えていい。その人たちこそ、自分が解決しようとしている問題を抱えている。あとは、どうやって接点を持つかだ。誰にでも実践できる、簡単なマーケティングの方法をいくつか紹介しよう。
最初の中核ユーザーをつくる良い方法は、競合製品をリストにし、そのSNSのフォロワーに目を向けることだ。フォローして、一人ずつ、その人に向けたメッセージを送る。いきなり売ろうとしない。代わりに、無料で試してもらい、意見を求める。関係を築き、自分の解決策を見せることに集中する。何かを約束してもらう前に、プロダクト自体の良さを伝えよう。顧客になってくれる割合はそれほど高くないだろう。それでも、自分のユーザー基盤をつくり、最初期からの忠実な応援者を得る一歩になる。
次に、その基盤を生かし、ユーザーに次のユーザーを連れてきてもらう。ただし、誰もただでは働かないと理解しておこう。プロダクトが良ければ、利用者にとっても得になる条件を用意することで、友人に勧めてもらえる可能性は高い。そこで、「友人を招待する」機能を組み込む。招待した人にも、招待で参加した人にも、クレジットや割引を提供する。思わず人に伝えたくなるほど価値のある特典にしよう。この方法なら、初期のユーザー数を短期間で倍にすることもできる。
広げられる基盤ができたら、ローンチをしよう。一気に注目を集める方法だ。うまく実行すれば、すぐに存在を知ってもらえ、一晩で多くの人の目に触れられる。もちろん、多くのスタートアップは、こんなに早く切り札を使いたくないと思うだろう。だが、この特殊なカードゲームには秘密がある。切り札は何枚でも持てる。何度も続ければ少し怪しまれるかもしれないが、結局、ローンチも使えるマーケティング手段の一つだ。AirbnbのCEOの話を見てみよう。

一度のローンチにすべてを賭けるのではなく、ユーザー数が異なる段階で、何度か行う計画を立てる。そのたびに、自分たちを紹介し、注目を集め、プロダクトの価値を損なわずに割引や特別なキャンペーンを実施できる。
遠慮している場合ではない。競争の厳しい世界で、存在を知ってもらう必要がある。これらの方法を使い、繰り返そう。力を出し切って実行すれば、事業を指数関数的な成長へ向かわせることができる。
Daedalium に初掲載。